建築コラム

こんにちは！北海道帯広市の建築設計会社「株式会社 総合設計」です。

 

家づくりにおいて“動線”は非常に重要な部分です。

動線を意識して間取りを考えないと、住み始めてから「何か不便だな」というモヤモヤが出てきてしまうかもしれません。

例えば、家の中がぐるりとつながっている「回遊動線」だと、各部屋のアクセスがしやすく、家事動線を短くしたい人には向いています。

 

しかし、回遊には廊下スペースが必要になり、収納や部屋が狭くなってしまう恐れがあるので、部屋を広く取りたいお客様にはあまり向いていません。

 

回遊をやめ、廊下が減ると、空いたスペースにドライルームやワークスペースを設けることもでき、通り抜けるためのと扉、開口部がなくなりプライバシーも確保されるといったメリットがあります。

このように、モデルハウスで良いなという動線があっても、暮らし方は人それぞれなので自分に合うかはわかりません。

 

間取りを決める際は、普段の生活や家事動線を思い出しながら、なにを重視するかも考えつつ、担当者としっかり話しあい、過ごしやすく、使いやすい家づくりを目指してみてはいかがでしょうか.