建築コラム

こんにちは！北海道帯広市の建築設計会社「株式会社 総合設計」です。

前回はトリプルガラスについて簡単に説明しました。

 

そこで今回はトリプルガラスとペアガラスの温度の違いを、実際に当社モデルハウスで記録したデータを交えてご紹介いたします。

まずこちらが計測した日の気象庁のデータになります。この日の最低気温は －22.0℃ と非常に厳しい寒さとなりました。

データは直射日光の当たらない北窓、AM7:00～AM8:00に計測しました。

はじめに、窓ガラスの中心温度です。

ペアガラスとトリプルガラスでは 5.3℃ も差があることがわかります。

フレーム温度はペアガラスがマイナスまで達しており、青い部分が広く、寒さを多く通していることがわかります。

しかし、フレームの厚いトリプルガラスは最も低い場所でも 8℃ あり、フレーム性能の違いでここまで影響が及ぶのです。

 

窓はガラスだけではなく、フレームとガラスの一体化で効果を発揮するのです。

 

壁の高断熱化も大切ですが、暖かさの差を感じる人はいらっしゃらないと思います。

先述のように、窓ガラスでは暖かさを体感することができます。

高気密・高断熱は窓からです。採用することで体感温度が明らかに変わり暖房費節約にも繋がります。

トリプルガラスはリフォームでもフレームごと交換することができます！

 

当社モデルハウスでは実際に体感できますので、お気軽にお越しください。