建築コラム
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建築コラム
可変性のあるワンルームへ
2023.03.02
こんにちは!北海道帯広市の建築設計会社「株式会社 総合設計」です。
みなさんは子ども部屋についてどのようにお考えですか?
これまで子ども部屋は1人1部屋が一般的でした。それは、自分の部屋があることで自立心が生まれる、パーソナルスペースを確保できるといったメリットがあるからだと思います。
しかし、最近の子ども部屋は2部屋合わせたワンルームの間取りが多くなっています。
それは、子どもが小さい時はワンルームで川の字で寝て、家族といる時間を増やす、兄弟相部屋にすることで会話や遊びの中でコミュニケーション能力が身につくなど、ワンルームで得られるメリットもたくさんあるのです。
子どもの成長により一人一人の個室が必要になった時は、壁をつくることも可能ですが、壁をつくらず棚やロールスクリーン仕切ることが多いです。
壁をつくらないことで、将来子どもが独立したときに簡単にワンルームに戻すことができ、広い空間を趣味部屋や客間などに用途を変えて使うことができるのもメリットの一つといえます。
このようにワンルームにすることで、子どもにいい効果があり、使い方を選ばない部屋にすることで、無駄にすることなく、家を最大限つかうことができます。
プラン作成の際は、将来を見据えた部屋づくりをしてみては?