建築コラム
COLUMNS
建築コラム
外窓交換で快適に!【先進的窓リノベ2024事業】
2024.06.08
こんにちは!北海道帯広市の建築設計会社「株式会社 総合設計」です。
昨年に引き続き、窓の断熱改修に対する補助金事業が実施されていることもあり、窓リフォームを検討するお客様が増えています。
今回はそのなかから、補助額の高い「外窓交換(カバー工法)」についてメリット・デメリットを交えてご紹介いたします。
外窓交換(カバー工法)とは、既存窓のガラスを取り外し、既存窓枠の上から新たな窓枠を覆い被せて取り付け、トリプルガラスなどの複層ガラス等に交換する工事のことをいいます。
カバー工法は外壁を取り壊すことがなく、どんな外壁でも施工できます! 施工もわずか1日で完了するので、工事自体もすぐに終わります。
カバー工法のメリット1つ目は断熱性の向上です。
例えばペアガラスからトリプルガラスに変えると、ガラスがより複層になり、外気温の影響を受けにくく室内の温度が外へ逃げづらくなるため、冷暖房効率がアップし、光熱費の節約にも繋がり、夏は涼しく、冬は暖かいおウチになります。
2つ目は結露の改善です。
結露はカビの原因にもなり、建物を傷める原因にもなります。特に結露やカビが発生しやすい北側の窓の窓交換はオススメです。
一方デメリットは、既存窓枠の内側に新しい窓枠を取り付けるため、どうしても窓ガラスの面積が小さくなってしまいます。
他にも枠が大きくなることで見た目の印象が少し重たい雰囲気になります。
現在実施されている、「先進的窓リノベ2024事業」は最大200万円(最大50%相当)の補助金を受けることができます。
補助額は窓の性能と外窓のサイズで変わっていき、トリプルガラスを採用すると、ほとんどが “ P(SS)レベル ” になり、サイズごと最大の補助金が受け取れるのです。
他にも現在実施されている子育てエコホーム支援事業、給湯省エネ2024支援事業といったリフォーム補助制度はもちろん、各市町村ごとの補助金をうまく併用し、建物の価値向上・過ごしやすい家づくりのために、リフォームの検討をしてみては?