建築コラム
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建築コラム
使い勝手の良い吊り戸棚を目指して
2023.07.08
こんにちは!北海道帯広市の建築設計会社「株式会社 総合設計」です。
皆さんはキッチンの吊り戸棚を上の段まで使っていますか?
キッチンの吊り戸棚は天井付けがよくある形でしたが、近年は天井から少し下げた位置が主流になってきています。
位置を下げることで棚の上段の出し入れもしやすくなり、物置化するのも防げるのです。
例えば、吊り戸棚を天井から少し下げた位置に設置すると、余白ができ見た目がスッキリ見えます。
しかし、上の隙間にホコリが溜まりやすく掃除箇所が増えてしまうが難点です。
そこで隙間部分の壁を付加し 隠すという方法もあります。
この方法は収納の位置は低いまま、掃除の手間も無くなるのです。
見た目は余白がなくなり少し重めになりますが、クロスの色を周りの壁・天井と統一することで気にならなくなります。
他にも玄関収納を例にとると
微妙な隙間をあけてしまうと掃除がしづらく、ロボット掃除機も入らない可能性があります。
なので、隙間をあけるのであれば、掃除のしやすさ、ロボット掃除機の大きさを考慮しなくてはなりません。
このように、収納の位置は使いやすさ、掃除のしやすさ、見た目を左右します。
自分の暮らし方にあった収納の位置を考え、収納をすべて活用できる家づくりをしてみては?