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建築コラム

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“見せる収納” と “隠す収納”
2023.06.03

こんにちは!北海道帯広市の建築設計会社「株式会社 総合設計」です。

1日1回は使うキッチン。

キッチン周りを整え、使いやすくしてみませんか?

 

昔はカップボードが天井まであったり、吊戸棚がありましたが、高い位置にある収納は使いづらく、物置になってしまいます。

そこで最近は一家庭の食器の量が減ったこともあり、腰高のカップボードのみの採用が増えています。

 

カップボード上にレンジや炊飯器を置き、お気に入りの食器やグラスを見せたいときは棚を取り付け “見せる収納” をつくります。

この棚はあくまで “見せる” がメインなので収納力はいりません。奥行きの狭い棚を取り付けるだけで完成です。

「収納力が減った分どうするの?」

という問題ですが、整理整頓のしやすいパントリーを採用するお家が増えています。

調味料や洗剤のストック、インスタント食品といったあまり見せたくないものは、パントリーにしまい “隠す収納” をします。

引き出し収納と違い、収納したモノの残量や期限を確認しやすく無駄な買い物を減らすこともできるのです。

一方、ストックだけではなく、冷蔵庫などの大きな家電も全部隠して生活感を無くしたいという方はクローゼットのように扉をつけ、すべて隠すこともできます。

しかし、扉が増えると動作が増えてしまうデメリットが生まれてしまうので注意です。

 

見せる収納と隠す収納をうまく使い分け、見た目もよく、家事のしやすいキッチンづくりをしてみては?